フジファブリック総振り返り

今日からメモ程度に少しずつレビューをしてみます。

もっと色々な音楽を聴かないといけませんね。

アラカルト

アラカルト

アラカルト

今やすっかり有名になったフジファブリックのデビュー作。

現在とは全然メンバーが違います。見覚えがあるのは志村正彦(Vo)のみ。

ちなみに、現メンバー加藤雄一(Ba)がサポートメンバーとして参加してます。

アルバムの内容ですが、なかなか面白いです。

古めかしくて、郷愁を感じる演奏に、ヴォーカルの独特の声が妙にマッチしています。

くるりとか、はっぴいえんどとかが好きな人に是非聴いてもらいたいですね。

お勧めは<<1.線香花火>>と<<5.ダンス2000>>です。<<6.茜色の夕日>>は4作目「FAB FOX」で再収録されています。


アラモード

アラモード

アラモード

フジファブリック2作目。加藤雄一(Ba)と金沢ダイスケ(Key)が加入し、

現在のメンバーに大分近くなりました。

疾走感あふれるキーボードのインストに始まり、

志村の妄想爆発な<<1.花屋の娘>>(歌詞カードを見て思わずニヤりとしてしまいます)。

フジファブリック」でも再収録されている変態曲<<2.追ってけ追ってけ>>。

琴線に触れる歌詞とメロディーが痛快の<<7.笑ってサヨナラ>>が大好きです。

基本的に前作の延長線上のようなサウンドですが、

個人的にはこっちのほうが好きかな。捨て曲なしの名盤です。


フジファブリック

フジファブリック

フジファブリック

フジファブリック3作目(メジャーデビューアルバム)。

個人的にフジファブリックの中では一番好きなアルバムです。

静かなキーボードのインストから春盤、<<1.桜の季節>>が始まり、

変体ナンバー<<2.TAIFU>>、「黙らっしゃい」という歌詞が印象的すぎます。

再録<<4.追ってけ追っ手け>>。良くも悪くもメジャーらしい音に。

僕が特にお勧めしたいのが後半、<<7.花>>から<<10.夜汽車>>までの流れは最高。

ただ、冬盤、<<銀河>>が収録されていない(次作に収録)のが謎ですね。

あとの四季盤はこのアルバムに全て収録なのに。

まぁ、曲の雰囲気から考えて、このアルバムに入っていたら、

ものすごく浮きそうだし。次作に入っているのは正解かもしれません。


FAB FOX

FAB FOX

FAB FOX

フジファブリック4作目。若干フジファブリックらしさというか、

独特の雰囲気は薄れてしまったような気がしますが、

その代わりにポップさが増して、聴きやすくなりました。

上にも書きましたが、何故かこっちに収録の、

ギターサウンドがめちゃくちゃ格好良い冬盤<<3.銀河>>、

最後の思わぬダミーが面白い<<4.唇のソレ>>、

最初のコーラスで鳥肌が立ちそうな、

フジファブリックらしい変体曲<<6.マリアとアマゾネス>>。

疾走感あふれる<<12.虹>>あたりがお勧め。

アコースティック主体のフォークナンバー、<<12.Birthday>>なんかも良い味を出してるなあ・・・と思います。


TEENAGER

TEENAGER

TEENAGER

<<1.ペダル>>から<<3.B.O.I.P>>まではどうも好きになれません。

妙にポップで中途半端。特に面白みも無いというのが正直な感想。

正統派バラード<<4.若者のすべて>>やトランペットを使った新しい試みがあり、

夏を彷彿させる<<7.Surfer King>>、ファンの間でも人気が高かった、<<8.ロマネ>>もついに音源化されています。

ちょっと不気味な雰囲気を持った10000枚限定シングル「蒼い鳥」のc/wである<<10.東京炎上>>も収録(個人的に蒼い鳥も収録して欲しかったのですが)されていて、

良い曲はたくさんあるのですが。やっぱりはじめの3曲は蛇足じゃないかと。