式日 / 庵野秀明
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2003/07/24
- メディア: DVD
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はじめのほうは正直、意味不明*1でした。
しかも、意味不明な上にとても内容が重いので、疲れます。
そして、単調な毎日の繰り返し。笑えるシーンなんて全くないです。
でも最後にはあっと驚く結末があって、
あんなに疲れていたのに、何故か見終わるとすっきりしました。
でも、もう一度見たいとは思いませんね、見ているときは本当に疲れるので。
・・・あと、監督の庵野秀明について調べてみたのですが、
キューティーハニーやエヴァンゲリオンの作者みたいですね。意外。
出演者の男(カントク)が岩井俊二というのも意外でした。
そう言われてみれば、この映画、岩井俊二の影響を受けている気がします。
(以下はあらすじです。)
そこで「明日は私の誕生日なの」と語る少女、「彼女」と出会う。
カントクはそれまで東京でアニメの仕事をしていて大きな成功を得たが、
それによって生まれた無力感や、
本当は実写をやりたいという不満をため込んでいた。
彼女はカントクに自身の母親に姿を重ね、かれに心を開く。
またカントクは自分の実写作品の最初の素材として、
彼女の日々を撮り続けるようになる。毎朝6時に目を覚まし、
住居としている廃墟ビルの屋上に上って、身を投げる勇気を試す「儀式」。
入ってはならないとされる地下室は
水浸しの床に赤い傘と赤いろうそくが一面に並ぶ。
二人で生活し始めるうち、
当初は被写体としてしか捉えていなかったカントクだが、
彼女がうちに秘める、肉親の死という喪失感、自分を捨てた母親への憎しみ、
常に比較の対象にされてきた姉への嫉妬など…
虚構の世界に引きこもる動機に直面し、
次第に彼女の心の問題そのものに取り組むようになる。
*1:あらすじがあるので、これから見ようという人は、それを先に見るべきだと思います。そっちのほうが楽しめると思うので。自分は、はじめにあらすじを読んでいなかったので意味不明でした。